トップ > 文化 > 祭祀について

2007年02月19日

だんじり考(下)

だんじりが人びとに愛されるのは、誰もが破滅的な行動への願望を持っており、組織や国家の一員となって身を委ね、ときには命を失うことへの願望をも潜在的に抱いていることの証左ではないだろうか。

続きを読む»

だんじり考(中)


youtube「'97- 岸和田だんじり祭り 事故集」

まず、その圧倒的な猪突猛進ぶりだ。盆踊りとはあまりにも対照的な、直線的な動きである。だんじりは、あらゆる社会や組織がときとして持ちうる破滅性を、ほかの何よりもみごとに表現している。

続きを読む»

だんじり考(上)

祭りは、多かれ少なかれ、わたしたちを取り巻く社会の縮図を単純化した形で私たちの目の前に現出させる構造を有している。これを目の当たりにすることは、ときに人の気持ちを絶望へと追いやり、ときには死へと向かわせる作用をもちうる。では、あの勇壮さで知られる祭り「だんじり」が表象する「社会の縮図」とは一体何か。

続きを読む»